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暴力団 [本]

暴力団取材で有名な溝口敦さんの著作、その名も「暴力団」を読了。

最近、暇ではないが、読書づいている。

なぜ暴力団はなくならないのか? そんな疑問、
そして学歴、年収、出世の条件とは? そんな疑問、 
に分かりやすく答える?ってたいした回答ではないんですけどね。

ヤクザの語源についての箇所は、へ〜って思いましたけど。

で何よりも知らなかったのは時代劇でよく目にする「岡っ引き」、銭形平次とか、あの岡っ引きですけど。あれって起源はというと、は軽犯罪者の罪を許し手先として使った放免ということらしく、つまり今でいう警察等の公務員ではなく、実は地元に目のきく暴力団みたいな人を警察が使用したってことだったのですね。

でもって、
作者によると今後は確実に暴力団はいなくなるということを予言めいて言っている。

主要因は経済的な問題でかつての用に暴力団もうまくシノギを得ることが難しくなり、リスクをおかしてもお金がなく、優雅な生活ができない。だからなり手どんどん減っているということ。そこには日本の暴力団特有の背景もあるということらしいがね。そしてある意味どうどうとした犯罪組織である暴力団にとって代わってきているのがあの関東連合に代表される陰で少人数で群れた半グレ集団ということらしい。確かに「関東連合」でググるとすごいこと、すごいこと、芸能人関係との暗躍ぶりとかまことしやかに、面白おかしく書かれている記事が多い事多い事。

てな本でした。



暴力団(新潮新書)

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  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: Kindle版



続・暴力団 (新潮新書)

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  • 作者: 溝口 敦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/10/17
  • メディア: 新書




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