ポストマン：☆( 本映画旅 ) カメラとか etc. ☆：SSブログ

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ポストマン　[AppleTV] [編集]

遂に、遂に、遂に、

この映画を観てしまった。
実に１４年の歳月を費やすとは、たしかに思ってもみなかった。

西部劇って久しぶりだな。

ケヴィン・コスナーの集大成「ポストマン」。

まさに、集大成と呼ぶに相応しい映画だと思う。
この１本を観ればケヴィン・コスナーという人、映画人がどのような人物なのかが手に取るように分かる。１９９７年当時のコスナーだから完成し得た超大作だ。
今のコスナーでは絶対に出来ない、もちろん他の誰もこんな映画を作らないと思うけど。。。

完全に、ダンス・ウィズ・ウルブズとウォーターワールドとワイアットアープを足して○○○で割ったような映画、そしてどこかにフィールド・オブ・ドリームス等のエッセンスが散りばめられていると感じられる。スーパーアメリカンな映画。

ケヴィン・コスナーはラスト・オブ・ヤンキーなんだと身をもって感じた映画体験だった。

一応ストーリーは、、、
・・・戦争で荒廃した2013年の世界。人々は独裁者が率いるテロリストに怯えながら暮らしていた。ある日、テロリストから逃れた旅の男は偶然郵便配達の車を見つけ、ポストマンとなる。そして人々に希望を届けることになる。しかしそれは多くの代償をもたらす。最後に立っているのは誰か？・・・的な感じですが、、この映画は多くの人に観てもらいたいと思う。特に映画が好きな人に。そして多くの意見、感想を知りたいと思う。

不思議な映画だ、とても不思議な映画だ。
※突っ込みどころは多すぎるよもちろん、でも確かに何かある感じが存在する。

確かに、これはヒットしないだろう。というか、
劇場公開までたどり着けたのは、やはり１９９７年のコスナーだからという理由につきるだろうな。
この映画なしにケヴィン・コスナーは語れない。

良い映画が、それともツマラナイ映画かの判断は先送りする。

以下を受賞してるけど、それはちょっと不当な気がする。
第18回ゴールデンラズベリー賞
最低作品賞
最低監督賞
最低脚本賞
最低主演男優賞
最低オリジナル歌曲賞
第20回ゴールデンラズベリー賞
1990年代最低作品賞
第20回スティンカーズ最悪映画賞
最悪の作品部門
最悪の演出センス部門

これは論評として旨く纏まっている↓
http://www1.kcn.ne.jp/~pop/spcpm/razzie/postman.html

やっと観れた。遂に観れた。ここまで１４年かかってしまったな〜。

いや〜、懐かしい時代だ。１９９７年といったら僕はまだ高校生だったのかな。

この年には
3月19日 - 渋谷・円山町のアパートで女性東電職員の遺体が発見される（東電OL殺人事件）
7月12日 - 映画「もののけ姫」（宮崎駿監督）が劇場公開。
7月29日 - 松山ホステス殺人事件で指名手配中であった福田和子を時効21日前に福井市で逮捕。
8月31日 - ダイアナ元英皇太子妃、パリで事故死。
9月26日 - アップルコンピュータ、Mac OS 8を発売。
11月16日 - サッカー日本代表が、W杯フランス大会に向けたアジア第3代表決定戦に勝利、W杯初出場を決める。（ジョホールバルの歓喜）
11月17日 - エジプトルクソール神殿でイスラム過激派によるテロ事件。
12月18日 - 東京湾アクアライン開通。

などの出来事が日本では起きていた。いつか、もう一度ダンス・ウィズ・ウルブズをしっかりと鑑賞したいな。